2021年01月12日

新型コロナウイルス流行期における妊産婦やお子様の生活に関するQ&A

皆様、新型コロナウイルスの感染が拡大して大変ご心配な毎日かと思います。

厚生労働省より、「コロナ禍での妊婦様やお子様の生活に関するQ&A」が公開されております。

以下の3つに分けて表示いたしますのでご参考になさってください。

1. 妊婦ご本人について
2. 胎児・新生児への影響について
3. 乳幼児・小児への影響について

katokodomo at 11:00|Permalink感染症情報 

2019年07月08日

手足口病が流行していますのでご注意ください

本年は西日本を中心に手足口病の患者さんが大変増加しています。

愛知県でも最近では最も早いペースで増加しており、7月4日には警報が発令されました。
蒲郡市内でも先月から患者さんが増加しておりますので御説明させていただきます。

1. 原因:
複数のウイルス(コクサッキーA6型、同16型、エンテロウイルス71型など)がこの病気の原因となりますがウイルスの種類によって症状がやや異なり、また年によって流行するウイルスが異なります。

2. 潜伏期間、感染様式等:
潜伏期間は3-5日とされ、患者さんの咳や鼻汁からの飛沫感染、便からの経口感染等にて伝搬します。患者さんの便からは2-4週間もウイルスが検出されます。
またお子さんだけでなく大人の方も感染します。

3. 症状:
病名の通りに手、足、口に2-5㎜の水泡を有する発疹が出現しますが、その他、肘、膝、お尻に出ることも多いです。
その発疹の数や大きさ及び部位は患者さんによってかなり異なります。

本年流行しているコクサッキーA6型では発疹が大きく、水痘(みずぼうそう)との区別が困難な場合もあります。
発熱は約1/3の方にあります。
口の中、特にのどに発疹が出ると痛くて食べられなくなる場合もあります。
まれに脳炎を起こす場合もあります。

4. 治療および予防:
残念ながらこの病気の原因となるウイルスに対する薬やワクチンはありません。
発熱や脱水症状に対しては対症療法になり、学校保健法上は登校や登園の制限はありませんが、園での水遊びではプールは避けていただく場合が多いようです。

なお市内では水痘も流行しており、上に書きましたように水痘との区別が難しい場合もありますので、早めに受診されますことをお勧めします。

katokodomo at 13:00|Permalink感染症情報 

2019年04月01日

ヒトメタニューモウイルス感染症(肺炎、気管支炎)が流行しています

現在、ヒトメタニューモウイルス感染症(肺炎、気管支炎)が蒲郡市内で流行しています。

ウイルスの御説明:
ヒトメタニューモウイルスは2001年になって初めて確認されたウイルスなので(ずっと以前からその感染症はあったのですが)、インフルエンザのようにあまりお聞きになったことはないかもしれません。

このウイルスは、年少児に気管支炎をおこしやすいRSウイルスと同じ仲間であるため、その症状もよく似ています。

感染の時期と年齢:
流行の時期は3月から6月で、潜伏期間は4-6日であり、咳や鼻水等を介して感染します。
感染する方は小児から高齢者まで全年齢ですが、特に1-2歳に多く、2歳までに50%、5歳までに75%、10歳までにほぼ100%の方が感染し、小児の気管支炎や肺炎の5-10%はこのウイルスによると言われています。
また、一度の感染では免疫ができないことが多いため、何回も感染します。

症状:
その症状は高熱と咳および鼻汁で「インフルエンザの発熱とRSウイルスの咳」が一緒になったようになりますので、特に小さなお子さんでは、咳で夜寝られない、咳で嘔吐する(咳上げ)、クループ様の咳(ケンケンというような犬やオットセイの鳴き声に似た咳)、高熱が連日続きます。
そのため症状が強い場合は、点滴や酸素が必要となって入院になる場合もあります。

診断:
インフルエンザのように、鼻の奥に綿棒を入れ、鼻水を採取して検査します。
簡易キットで行いますので数分で結果が出ます。
またこの検査は全年齢で保険が適用されます。

治療:
残念ながらこのウイルスをやっつける薬はなく、予防するワクチンもまだありません。
そのために咳止め、鼻水のお薬、吸入を行い、脱水が強ければ点滴を行い、呼吸が苦しくなると酸素が必要な場合もあります。
またこのウイルス感染に引き続いて、細菌感染症を併発する場合もあり、抗生物質を投与することもあります。

ご心配の症状がありましたら早めの受診をお勧めします。

katokodomo at 09:00|Permalink感染症情報